インストール実例写真(日本語化キットJKIT ver. 1.0 シリアルケーブル経由)
導入検証実験例 >準備
MSDOSで起動させパソコンに一枚目のFDを挿入。
install と入力し、enterキーを押すと、
ようこそ、「日本語HPパームトップ」ワールドへ! ・・
インストールを始めますか?
指示通りにenterキーを押すと説明が進んでゆきます。
FD上のシリアルナンバー入力を求められます。 (ここでは、すでに一度導入経験のあるJKITであったため、FD内にユーザーの名前が記録されていました。 新規のFDでも試したところ、シリアルナンバーに加え、箱のバーコード下の数字入力を求められました。 この際に、ユーザー名を入れます。)
パソコンの選択 2.DOS/V
通信設定の説明
200LX側の設定説明
データコムを起動させ、設定
ボーレートを2400から9600に変更しました。
(200LX 通信設定)
Baud 9600
Interface Com1
Parity none
Data Bits 8
Stop Bits 1
(2400から9600に変更したのみで他はそのまま。)
XMODEMに設定(当初はZMODEMになっています。)
受信ファイル名を、C:SERVER.EXE と入力しOK enter
受信待ち受け画面になります。
経過時間がカウントアップしてゆきます。
enterで転送中になりました。
受信(xfered 転送)バイトカウントが増えてきました。
正常に受信中のようです。
server.exeの転送が完了しました。
200LX側をDOS状態にしてくださいとの指示
c:に転送された server.exeを実行させます。
server.exeを実行させたことで、パソコン側へファイルを要求しているようです。
(途中で、Aドライブが読めないというエラーが出たので、カードを抜き差ししました。)
パソコン側では、作成中、転送中と表示されています。
多くのファイルを転送しています。
FDの読み取りが遅いので時間がかかっています。
200LX側では受信中のファイルが表示されています。
1枚目の転送が終わったところで、書き込みが行われました。(書き込み禁止にしていました。)
FDの書き込み禁止を解く。
書込することで、2枚めへ移ります。
FDを1枚目から、2枚目に交換します。
2枚目の転送が始まり、インストール終了
転送されたファイルを確認すると、FONT、WX2などの他に、setup.exe があります。
まだ終わってませんね。
200LX上で、SETUPを実行します。
インストールとは別に、セットアップがあるわけですね。
あらー エラーが出てしまいました。
disk full or Disk error
この時点では2GBのマイクロSDを使っていました。 こんなメモリーへの対応は当時の想定にはないでしょうね。
今度は、5MBのフラッシュパッカーに変えます。(写真は別の10MBのカードが写っています。)
最初からやりなおし。
今度はSETUPが正常に動いています。
再起動させます。
fontも正常に入ったようです。
メモ帳で日本語入力させてみました。
やっと導入できました。
注:使用した200LXは、4MBノーマル機です。 完全初期状態から行っているため、日付は01-01-80 になっています。(200LX発売当時の初期年月設定が1980年1月1日ということです。)
VER1.0を今から導入するのはたいへんです。 新規に200LXを使いたい方で、日本語入力環境を導入するにはVER1.10を入手した方が良いと思います。
ファイル自体も新しいため。
なおこの導入は、修理の一貫での作業情報でしかなく、また古いバージョンですので、このjkitは使用していません。
日本語化キット VER1.10パッケージ
(こちらの導入ではケーブルがなくても行えます。)
hp200lx修理改造情報
https://lx-rest.com