hp200LXをUSB電源で使うときのアダプタ
2021/06/05
200LXをAC電源で使う人は少ないでしょう。
私も使いません。
ですが、パソコンを外で使っているときに、200LXも使いたい。
200LXユーザーには、よくあるシーンです。
このとき200LXに「low batter 」表示。
予備の電池(単3タイプ)が無い。 どうしますか?
スマホなら、USB電源で充電します。 パソコンからもUSBで充電できます。
200LXをUSB電源で使えないか。
ということで、使えました。
USB電源アダプタ 5Vを12Vに変換するDC-DCコンバータ。
秋葉原のヨドバシで売られていたので、試しに購入。
12V USBブースター(5V電圧を12Vに昇圧)
各種機器で意外に12Vを使う需要があるようです。
ただし出力の極性(+-)が違うので、基板側で変更。
ハンダゴテを使って、電線を入れ替え。
左が純正ACアダプタ 出力12V 0.75A 右がUSB 12Vブースター 0.75A
電圧と容量、それにプラグ形状は一緒です。
純正アダプター 上の記載
極性だけが違います。市販品はセンタープラス(中心が+正極)
200LXの純正ACアダプタは、センターマイナス(中心が負極)
ということで、電線を基板上で繋ぎ変えました。
極めて簡単な作業ですが、電線を途中で切って芯線を入れ替えるほうが失敗ないかもしれません。(筐体を開く際に嵌合ピンが折れてしまいました。)
変な写真ですが、上のUSBアダプタをPCのUSBポートに差し込み、200LXの外部電源に差し込んだところです。
200LXは、電池を抜いても起動しています。
電池を戻し、「BATTERY CHARGING STARTED」のメッセージが表示されているところ。
1年以上ニッカド電池(ニッケル水素電池)で充電運用しています。 電池の入れ替え不要で問題なく使えています。
USBアダプタは、わずかに暖かくなる程度です。200LXも基板が少し暖かくなります。
単なる外部電源作動では不要ですが、充電させたい場合は、
設定でNickel Cadmium (rechargeable)とする必要があります。
Enable rechargingにチェックを入れる必要あり。
また、基板が暖かくなると、液晶のコントラストが変化します。