削れに無意味な、フレキの保護部
液晶側から基板へ来るフレキの立ち上がり部。
ここから折れて、基板のコネクタへ行きます。
で、ここに、スポンジがありますよね。
最初、円いインダクタ部品の角に当たるからだと思っていました。
でも、やわらかいので全く保護の意味をなしていません。
これが曲がった状態です。
円形のインダクタが、しっかり当たって(接触して)います。
インダクタのエッジ(端部)は鋭角な、フェライトです。
しかも円いので、刃先が集中するような形状になります。
このフレキには、二重に厚さを増やしたような改良?がなされていますが、全く効果はありません。
樹脂(カプトンだと思います。)をいくら重ねても、硬いフェライトの歯(刃)には無意味です。
フェライトといえど、ヤスリにはかないません。
角を削ることができます。
角を削ったフェライト。
フレキ:フレキシブル印刷基板
flexcible printed circuit(google画像検索)
参考:
傷が付いたフレキ
拡大すると、銅パターンに傷による割れが入り断線しています。
傷の出来る部分に、補強されたフレキ。
全く意味をなさず、普通に削れています。
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