lx-rest (hp200LX)に関する修理改造情報(保存サイト)

hp200LXは今でも現役です。(修理情報)

100LXの電池食い

   

dentigui

きれいな100LXです。
あんまり使っていないようです。

電池食いがあるということで、専用の電源+電流計をつなぐと、オーバースケールです。 200mA(ミリアンペア)まで測れるのですが。

端子を検査

最初に、電池からの電極端子の様子を確認します。
腐食も無いし、抵抗も正常範囲です。

 

電源
直流電源につないで確認すると、3Vで、0.18A流れています。
異常に大きいです。

 

基板

 

基板を顕微鏡で見てみますが、特に問題ありません。(100LXの後期型基板)

キャパシタ

もう、キャパシタ(パスコン)を1つずつ外してゆくしかありません。
はんだごてを2本使って外します。

 

パスコン

パスコンは外すのは簡単です。
付けることが難しいです。
この写真は、相当量のハンダを流したつもりですが、全く付いていない状態です。

フラックスをつかい

フラックス(処理剤)を使わないと、ハンダの乗り(流れ)が悪い状態です。

 

パスコンにハンダ付け

この状態なら十分です。
少し多すぎます。

悪いパスコン

結局5個めで当たりました。
(不良パスコンは、外して測定したところ 50オーム程度でした。 抵抗は、外すときの熱で変化します。)

 

電流が減る
電流は0.02Aまで下がりました。
これなら正常範囲です。

 

パスコンの表示

パスコンの表示は、RAGかKA6かよく読めません。 だいたいこのタイプが不良になります。


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