200LX ヒンジ割れ対策 サポートヒンジの製作中
ヒンジ部割れの対処法を考えています。
外部から保持する方法です。
首折れ200LX補強ヒンジ(案)として考えていたものの具現化です。
ヒンジ部上面割れの状況
200LXのヒンジ部割れは、液晶を開閉して使う限り必ず発生します。
いかに綺麗に補修しても、スプリングを緩めても、再発します。
これは、液晶部を右側一点で保持させる設計上の弱点です。
樹脂の経年劣化と、応力疲労により、修理にも限界が来ます。
割れの例
割れの例
割れは、外部だけでなく内部にも生じます。
内部割れの例。
液晶部分離
そして、ついには液晶が分離してまいます。
これがいわゆる「首折れ」と呼ばれているわけです。
今回の修理法は、今までのように外観を残すものではなく、当てヒンジをしようとするものです。
ヒンジサポート(当てヒンジ)
割れた部分を修理せず、外部にヒンジを新たに設けます。
当てヒンジの保持力(70g前後)
当てヒンジにも保持力を持たせており、首折れした200LXをとりあえず使用可能にすることができます。
当てヒンジの部品
ヒンジサポート(当てヒンジ)は、3Dプリンターで作成。
結合部(回動部)には、ワッシャー、カシメ部品などで調整。
200LXへの取り付けには、両面テープを使用
保持力と、動きの確認
当てヒンジは、割れが生ずる右側だけでなく、左側にも取り付けることで、保持バランスがよくなると思います。
以上 開発中です。
当てヒンジ(製作中)