lx-rest (hp200LX)に関する修理改造情報(保存サイト)

hp200LXは今でも現役です。(修理情報)

スピーカーの脱落はよくあります。

   

スピーカ外れの原因

スピーカー脱落
スピーカーはセラミックタイプなので、良い音はしません。
せいぜいビープ音の音階です。

無くても困らない人は多いと思います。
ここでは、故障しない修理を目指します。

リベット
もともと小さな突起4箇所で支え、頭を熱で溶かしているだけの簡易な設置です。

はみ出すと困る
それでもスピーカーの頭が浮くと、カード挿入の際に障害になりますので、しっかりとした取り付けが必要です。

電極
スピーカが外れたり、浮いたりする原因は、電極がスプリングであるため、常に下からの圧力を受けているためです。

このことは、スピーカを支える4本のリベットのうち、スプリング直近のものが最初に折れることから明らかです。

200LXの筐体(きょうたい)において割れが入る場所は、ほとんど例外なく曲げや、引っ張りの応力を受けている部分です。

スピーカーの取り付けリベットも筐体の一部ですので、応力を受け続けいずれ割れます。

100LXの場合には、他の部分の筐体割れが少ないように、当スピーカの外れもあまりありません。
若干の材質の違いから、柔軟性(粘り)が残っているのだと思います。

応力のかからない修理

スプリングカット
まずスプリングは切断します。
応力を与えるだけでなく、電極としての信頼性にもかけるからです。
腐食や酸化などで簡単に接触不良になり、音が出ない症状を呈します。

ワイヤー
接続には電線をつかいます。
他の改造を含め耐熱で細い一般ワイヤ(電線)を使用しています。
AWG32(American Wire Gauge #32)は、店頭で入手できる電線では最も細いタイプです。

半田付け
普通にハンダ付けできます。

スピーカへの半田
スピーカへも半田できます。
一方は、セラミックのように見えますが、銀などの金属が蒸着されているのだと思います。 半田付け部に力を加えると表面の電ごと剥がれるので、注意が必要です。

スピーカ自体に半田をしても、音にはさほど影響しません。
もともと、繊細・高忠実度(Hifi)な音ではありませんから。 市販品で、最初から半田付けした製品もあります。
スピーカ取り付け[4]
後は、浮かないように押さえながら、プラリペアなどで固定します。

リベット部分も付けて良いのですが、プラリペアの粉末が内部へ侵入するので、注入量を注意します。

固定
後は、固まるまでクランプなどで固定しておきます。

スピーカ関連の故障例

 外れ 無音 スピーカ短絡


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