lx-rest (hp200LX)に関する修理改造情報(保存サイト)

hp200LXは今でも現役です。(修理情報)

保存していた200LXのキー不良

      2015/04/14

キーの一部が反応しないということで修理をお受けいたしました。

数年前にメモリーアップの改造などをお受けした方なので、一応様子が見たかったこともあります。

キーコネクタ

結局キーボードと基板を接続するコネクタ部分の不具合でした。
キー側接触部

見た目は何も悪くありません。
極めて微量なほこりなどが原因して、数年の間に圧力が変化したことと重なって、接触不良になったのだと思います。
接触部

もともと構造に無理がありますね。
カーボンと、金メッキの金属とを単なる筐体のプラスティックのピンの挿入圧力で接触させています。

カーボンコネクタ

普段使っていれば、それなりに馴染むのですが、保存していると圧力も変化しますし。

基板側コネクタ

基板側の接触面のほこりをマスキングテープの粘着で除去(したつもりです)。

筐体の圧力

コネクタの接触圧力は、筐体の接続に依存します。

圧着ピン

圧着の働きをするのは樹脂製ピン2本です。

これを折ってねじ止めしたかったのですが、まだ柔軟性を保っていましたので今回は折りませんでした。

200LXは経年劣化までの命です。

 


冷凍チェック

冷凍庫に20分位入れると、キーの接触不良を発見できることがあります。

200lxキーボードテスト


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